未公開株詐欺の手口

未公開株詐欺の手口

「いまなら上場確実な株があります。元本も保証しますので、必ず儲かります。」
「未公開株詐欺」勧誘の常套文句です。
お母さん助けて詐欺とは比較にならない程、被害金額が大きくなる場合があります。

「未公開株」とは文字通り取引所に上場していない株式のことです。
保有者は創業者やその関係者などごく少数に限られているおり、未公開株を営業行為として、販売できるのは証券会社もしくは登録金融機関に限られます。
未公開株は、創業者の場合上場で「創業者利益」を得ることを目指し、個人の投資家は上場後の値上がり益を期待して、IPOに申し込むことが多く、実際に取引所に上場すると株価が上昇することが多いものです。

「上場前の優良な未公開株があれば儲かること」は多くの人が知ることであり、詐欺師はそれをネタに「将来有望な未公開株が簡単に手に入りますよ」と勧誘し、お金を振り込ませるのです。

しかし、実際に上場できる会社はごく少数で、未公開の株が世に出回ることはありません。しかし、いつの時代も多くの人が騙されているのがこの「未公開株詐欺」なのです。

詐欺師は、カタカナ名の投資顧問会社で、複数の業者を装って電話をしたり、公的機関を装ったり様々な方法で、「未公開株」を買わせようとします。

じつは私も未公開株詐欺の被害に遭いかけたことがあります。
2005年頃、突然、投資顧問会社(昔の職場の上司)から電話がありました。当時人気だった未公開株の「デジタルチェック」を1株25万円とセット販売で、「株式会社徳和システム」という聞いたことのないソフト会社の未公開株75万円分と合わせて、100万円で買ってほしいという。

以前の職場での上司からの話だったこともあり、1週間後、駅前の喫茶店で会うことを約束してしまったのです。しかし当日は、その元上司は都合が悪くなって現れず、投資顧問会社の取締役が秘書らしき女性と約束の喫茶店に現れました。そして、デジタルチェックと徳和システムは、上場すれば株が何倍、何十倍になって儲かる話を2時間にわたって語りました。

結局、この後、私がネットで、徳和システムが狭いマンションの一室にしか事務所を持たない業務請負の会社だという事実を突き止めて、話が流れましたが、知人(元上司)に未公開株などの儲け話を持ちかけられるとなかなか断れないことを実感しました。
その後は元上司とは気まずい関係が続いています。

ちなみに元上司はこの投資会社での実績がほとんどないのにかかわらず、入社3ヶ月もたたないうちに役職が「部長」になっていました。『肩書き』で相手を信用させるための手法だったようです。

このような未公開株詐欺は、ニュースとして取り上げられる大きいものから私が遭遇した小さいものまで毎日のように行われています。
もし「未公開株」を買わされてしまった場合は、泣き寝入りせず詐欺事件に詳しい専門家に相談するとよいでしょう。
きっと解決の糸口が見つかると思います。

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